アコーディオンカーテンとは、楽器のアコーディオンのジャバラのようにたたみ、開いたり、縮めたりする構造をもつ間仕切りのこと。「アコーデオンドア」ともいう。
楽器のアコーディオンのジャバラに似ています。
カーテンと言う名前になっていますが、アコーディオンカーテンは通常のカーテンとは用途が違います。
基本的には、部屋と部屋を仕切る場合に使用されることがほとんどで、通常の引き戸とは異なり、開ききった時の広さが異なります。
当然ですが、通常の引き戸で仕切るのとは異なり隙間が多くなります。
ですので、エアコンなどの効きは引き戸と比べるとアコーディオンカーテンの方が悪くなります。
アコーディオンカーテンはレールに沿って動くのですが、素材が塩ビシートといって柔らかいため、直線だけでなく、曲線のレールに沿って開閉する事も可能です。
アコーディオンドアと呼ぶときは、パネルを折り重ねたような形状から
仕切りとして閉じるタイプのものもあります。
アコーディオンカーテンの用途
アコーディオンカーテンは、大きな建物では大きな窓ガラスの手前にカーテンの代わりとして使われることがあります。
一方、住宅の場合は窓のカーテンとして使われると言うよりは、簡単な仕切りとして利用されることが多いです。
よく利用される事例としては
- 洗面脱衣室において、脱衣と洗面の境界に利用
- シューズクロークと玄関土間の間の仕切り
- 二間続きの子供部屋の仕切り
などです。
これらは、建具で仕切ると邪魔になり、かといって何も無いと不便な場所と言えます。
このように大げさな仕切りは必要ないが、目線は切りたいと言った場所での活用が向いていると言えます。