leohouse
レオハウスは木造軸組みの工法の住宅を販売するハウスメーカーで、安さを売りにした販売戦略で販売棟数を増やしています。 坪単価25.8万円や直接施工といった形態は、タマホームと変わりません。 では、レオハウスの性能など詳しい評判は以下の項目でご確認下さい。 |
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目 次 |
レオハウスの特徴は?
◆ レオハウスの特徴 その1 : タマホームを超えるローコスト
レオハウスは、坪25.8万円という価格の安さが特徴です。
この価格がなぜ実現できるかですが、
選択できる家の仕様を絞ることによって、建材などの大量仕入れが可能になります。
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大量仕入れが可能になると、直接製造メーカーとの取引が可能になったり、
商社を通してもとても安い金額で取引が可能となり、
結果としてコスト削減がはかれるようになります。
レオハウスは、スケールメリットを活かした販売戦略を徹底しているからこそ
この安い価格が実現できているのです。
ただ、犠牲にしているものも多くあります。
たとえば、パッケージ化はいいものを安く手に入れることができるために
一定のメリットはありますが、
「一生に一回の買い物である家にこだわりを持って建てる!」
といった要望に応えることが難しくなります。
もし、「家を持つ」ことが目的であれば、
レオハウスは魅力的なハウスメーカーでしょう。
◆ レオハウスの特長 2 : レオハウスとタマホーム
レオハウスとタマホームの展示場にいった方なら誰でも感じることだと思いますが、
この2つのハウスメーカーは共通点が多い。
それもそのはず。
タマホームの玉木社長は、
レオハウスの親会社であるナックのコンサルティングを受けており、
タマホームの販売戦略はナックのコンサルティングあってのものだったからです。
そして、一時は、ナックが設立したタマキューホーム株式会社で
2002年から九州・四国地方でタマホームの家の販売を行います。
しかしながら、2006年には仲違いし、ナック独自の仕様を取り入れた
レオハウスが誕生したのです。
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そのため、レオハウスの販売方式などはタマホームと
共通するところが多く見られます。
タマホームをチェックしたい方は、以下のページもご覧ください。
◆ レオハウスの特長 3 : 急成長
タマホームの勢いもそうでしたが、レオハウスも急成長を続けています。
ハウスメーカーの住宅は高くて手が出ないといった方の支持を受け、
レオハウスの2007年の販売実績は1,458棟となっています。
設立から1年でこの棟数は驚異的です。
また、タマホームは、みのもんた から始まり、木村拓也 といった著名人を起用したCMで
企業の知名度の向上とブランディングをはかっていますが、
レオハウスはそういったところにあまりお金を使わずに
販売棟数を増やしている点は評価できるところではないでしょうか。
ただ、急成長をした企業は、その成長が落ち着いたときに大きな山場を迎えます。
親会社が工務店などのコンサルティングを行うナックですので
その先を十分に考えられているのかもしれませんが、
心配なところでもあります。
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レオハウスの評判
◆ レオハウスの評判 1 : 価格
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ローコストのハウスメーカーでも、以前の超ローコスト戦略から、
長期優良住宅などに対応するため、少し値上がりの動きが見られます。
ただ、レオハウスは、値上げすると脅しつつも、坪単価23.8万円の価格は
バリュー という商品で維持しているようですね。
昨年末あたりは、
「来年から坪3万円上がるので、今契約しておいた方がいいですよ」
と言われる方も多かったようですが、
実際坪当たり2万円の値上げだったんですね。
40坪だと80万円。
ただ、
「大人気の家 バリュー」 で坪単価は据え置きされています。
今後、長期優良住宅などニーズの変化などから、
標準仕様を上げて坪単価も上げる可能性はありますが、
営業さんの言葉を信じて契約を急がないようにしてください。
レオハウスではなくても、総額が同じくらいで
同程度の家を建てることができる工務店は、たくさんありますので。
◆ レオハウスの評判 その2 : 営業スタイル
レオハウスの営業ですが、担当ごとのばらつきはありますが、
他のハウスメーカーほど悪い評判があるわけではないように感じます。
ただ、レオハウスなどのローコストハウスメーカーの傾向として
1人の担当者が抱える物件数が多いということがありますが、
その弊害として、
アフター工事依頼やクレーム処理の対応が悪いといったことが
挙げられます。
ハウスメーカーや工務店とは、家が出来てからも関係が続くのです。
家についていつでも相談できる専門家が
その家を建てた施工者であると、安心感が高いと思います。
家は、住み始めてなにもないことはありません。
車と同様に定期メンテナンスが必要になります。
レオハウスの商品と坪単価は?
◆ 商品のバリエーション
☆ 大人気の家シリーズ
- 標準タイプ シリーズ- Ⅰ
アメリカンテイストのデザインで、どっしりと落ち着いた佇まいで人気を集めています。
-
モダンタイプ シリーズ-Ⅱ
ヨーロピアンテイストのデザインで、優雅で開放的な雰囲気を醸し出しています。<スポンサードリンク>
-
シンプルタイプ シリーズⅢ
シンプルでシャープなデザインの外観が印象的なモデル。
・ セオリー
エコや自然素材、防火などに配慮された標準仕様をもつモデル
・ Value
・ Value Solar
・ Smart Value
企画住宅モデル
主な特徴
- 自由設計・注文住宅
- オール電化
- 頑丈な骨太構造
- こだわりの補強金具
- 豪華標準装備など
◆ レオハウスの坪単価
坪単価は、先に挙げたように、25.8万円~です。
また、サッシや断熱材を変更した寒冷地仕様は26.8万円~
原則、35坪以上で2階建て(メーターモジュール)に限り、坪単価25.8万円
ポーチやバルコニー、吹き抜けなどの面積を含んだ施工面積により坪数を計算
35坪未満は、1坪減少するにつれ、税込み5250円アップ
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バリュー は 23.8万円 ~
バリュー ソーラーは 27.8万円 ~
スマートバリューは、おおよそ45万円
となっています。
ただし、レオハウスもタマホームなどのローコストハウスメーカー同様
この坪単価で家が建つわけではなく、後述するような費用がかかってきます。
この費用は、おおよそ 300 ~ 400万円程度かかるため、
オプションをつけなくても 40万円/坪 程度で計算することをお勧めします。
もし少しでもオプションをつけるのであれば、
他のハウスメーカーからも見積もりを取ってみた方がいいでしょう。
ローコストではないローコスト住宅になっているかもしれません。
まずは、見積もりをしっかりとチェックできる目を付けることが重要です。
全国の坪単価の一覧を紹介したページも是非ご覧ください。
レオハウス以外のハウスメーカーの坪単価はこちら
坪単価に含まれていない費用は?
レオハウスは、坪単価に含まれる建物にかかる費用と、
それ以外の諸費用をしっかりと分けて計算しています。
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例えば、レオハウスが表示する坪単価に入っていない諸費用は、
以下のものがあります。
☆ 確認申請・図面作成費用
図面の作成や、行政の建築確認等の申請にかかる費用
☆ 性能保証機構登録料
竣工後10年間は、構造躯体に瑕疵があったときや、雨漏れ等については、
保証しないといけないとなっていますが、
その時の補修にかかる費用負担がないように保証機構に登録するようになっています。
☆ 仮設費用(仮設トイレ、仮設電気、水道)
工事をする際に必要な電気や水道、そして、
業者のための仮設のトイレ、足場の養生シートなどにかかる費用
☆ オール電化対策費用
オール電化にするために必要な申請代行費用
☆ 諸検査費用
レオハウスの方が現場を検査するための費用
通常は坪単価に入っているであろう、「施工管理」や「設計」なども
別途費用がかかるようです。
レオハウスの坪単価は、
安く見せるためだけに設定されたものに思えてなりませんが、
ある意味、それぞれ明細の金額がわかることは消費者にとっては
いいことなのかもしれませんが。
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レオハウスの断熱性能は?
レオハウスでは、超高性能グラスウールが標準仕様になっているようです。
超高性能グラスウールとのことですが、
熱貫流率は0.038W/m・K
厚みは100mmのようです。
次世代省エネ基準をクリアする性能ですので、
Q値は2.7
C値は5.0
程度でしょう。
また、オプションで、フォームライトSLという吹付け発泡ウレタン断熱材が
選択出来るようです。
性能のばらつきや気密性能、断熱性能を上げたい方にとっては、
このオプションを選択してはいかがでしょうか。
ちなみに、発泡ウレタン断熱材を現場で処理した場合の気密性能は、
おおよそC値=2.0程度になると思います。
窓の性能や床の気密処理、浴室まわりの気密処理の方法によって
大きく違いますので、参考程度でお考えください。
では、
「フォームライトSLによってどれくらい価格が上がるものなのか」
気になるところではないでしょうか。
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このフォームライトSLの商品単価は
70mmで1m2当たり3,000円となっています。
(フォームライトを販売するメーカーのページに単価が公開されています)
40坪の総2階、5寸勾配の家だったとして簡単に計算すると、
(足場等にかかる費用は除いています)
坪当たり6,500円となります。
標準施工されるグラスウール断熱材の原価と施工費は、
大工さんの手間賃などにも影響を受けますが、
1m2当たり1,000円以内と考えられますので、
原価アップとして、
坪当たり4,400円
あたりとなります。
その他、床の断熱材の厚みの変更などを加味しないといけませんし、
建物の形状が複雑で、壁や屋根の面積が大きくなること、
さらに、元請けであるレオハウスに入る中間マージンの10~30%
などを考慮する必要があります。
坪単価のアップが極端にこの金額からかけ離れている場合は、
その内訳をしっかりと確認すると良いでしょう。
レオハウスの展示場
全国ではなく、以下の県内に展示場を構えています。
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・ 東北
宮城県、福島県
・ 北陸
石川県、福井県
・ 関東
茨城県、栃木県、東京都
・ 中部
富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、静岡県
・ 中国
岡山県
・ 四国
徳島県、香川県、愛媛県、高知県
・ 九州
福岡県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県
2年前に比べると拠点を拡大していることがわかります。
これからどこまでタマホームの牙城を切り崩していけるのか
楽しみではありますが。。。
最終更新日 : 2011年5月6日
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