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アエラホームは、タマホームなどのローコスト住宅をさらにしのぐ坪単価の安さで勝負している木造のハウスメーカーです。 アエラホームは株式会社ライクという会社が販売する家のブランド名でしたが、2011年4月にアエラホーム株式会社に社名変更しました。 甲府の工務店から大きくなり、現在では東北から東海地方まで販売エリアを拡大しています。 歴史が浅いので今後どのようになっていくのか楽しみですね。 では、アエラホームの評判や坪単価などを詳しくチェックしてみましょう。 |
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目 次 |
アエラホームの特徴は?
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アエラホームのの特長はどんなところなのでしょう。
ここでは、他社と比べたアエラホームの特長をご紹介します。
アエラホームの特徴 1 : タマホームを凌ぐ価格
アエラホームは、タマホームなどと同様、
ローコストを売りにするハウスメーカーです。
その安さはタマホームを凌ぐほど。→(2015年2月現在ではそれ程の安価な価格では無いそうです)
使っている材料はそれほど安いものばかりという訳ではないのに、
この価格を実現出来ているのは、
タマホームのように広告宣伝にお金をかけていないからでしょうか・・・
ただ注意したいのが、ローコストのハウスメーカーにならうように、
床面積ではなく、施工面積に坪単価をかけて
建物の販売価格を出すやり方です。
そのため、思っているより高くなってしまうという評判をよく耳にします。
確かに、吹抜けや玄関ポーチをつくるのにお金がかかるのは分かりますが、
床がある部屋を作るよりお金がかからないはずなのに、
部屋と同じ坪単価がかかるとなると納得がいかないとなるのもうなずけます。
会社の経費を考えると、会社の中でルールづけられた坪単価という考え方は
合理的なものなのです。
逆に、購入される方が平等かと言われると、
得する方もいますし、損をしている方もいます。
経費が削減でき、安い坪単価に抑えるというメリットは
平等に享受できてはいるのですが。
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これは、購入される方がどのように思うのかですので、
良いとも悪いとも言えません。
しっかりと理解していないと、
納得できないところが苦情やクレームに繋がってしまい
せっかくの家づくりが楽しいものでなくなってしまいます。
アエラホームの特徴 2 : 外張W断熱工法+気密測定を実施
最近は、「エコ」というキーワードがローコストであろうと外せない要素になってきています。
アエラホームでも、外張断熱を採用した「クラージュ」(2015年2月時点で、「クラージュプラス」から変更)という商品で次世代省エネ基準を満たす家を販売しています。
このシリーズで建てた方は、気密測定と断熱性能の計算を個別に行っています。
気密測定や断熱性能の計算を行っているところは評価が高い点ではないでしょうか。
☆ ちょっと役立つ雑学
断熱性能をQ値という数値で表すことは
「知っている~!」
という方も多いでしょう。
そこで、ココではもう一歩踏み込んだお話です。
では、このQ値って、間取りや窓の大きさで全然違ってくるということはご存知でしょうか?
よく
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「当社はQ値が○○です!」
といった営業さんのトークを耳にします。
でも、このQ値は、そのハウスメーカーがいい数値を出すために、窓を法律で定められるぎりぎりまで小さくして、
さらに壁が少なくなるように総2階にしたモデルプランが使われることが多いのです。
ですので、カタログなどをしっかり見てみると、
小さい字で「当社モデルプランで計算」
と書いてあるはずです。
もし書いてないのなら、意地悪で
「どんな家でもこの数値で建つんですか???」
と聞いてみてはいかがでしょう。
Q値のことをしっかり理解している営業さんなら
「モデルプランに限った数値です・・・」
となるはずです。
もし、そのように答えられない営業さんだったら・・・
家のことをもっと知っている営業さんに担当してもらった方がいいかもしれません。
(Q値の高い住宅にするためには、どうすればいいのかは、今後専用のページをアップしますので、そこで確認してください)
ここでは何を言いたかったのかというと、アエラホームは、このQ値をそれぞれの住宅で計算していることは評価できるのではないかということです。
カタログの現実味のない数値ではなく、自分の家の性能をしっかりと把握できるのです。
新築を建てたら、自分の家の自慢はしたいはず。
その自慢できる家だからこそ、自分の家の性能はしっかりと把握しておきたいという方も多いと思います。
他社でも、言ってみれば無償で計算しているハウスメーカーもありますし、有償で行っているところもあります。
興味がある方は相談してみてください。
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アエラホームの評判
アエラホームの評判にはどんなものがあるのか、アエラホームで家を建てた方や展示場に行かれたみなさんがどのような印象を持たれているのかは気になるところではないでしょうか。
ここでは、みなさんの評判を集め、ご紹介します。
アエラホームの評判 1 : 営業スタイル
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アエラホームの評判 2 : 建物について
アエラホームの評判で意外に好評なのが、建物の出来についてです。
価格が安い割に標準仕様が充実している点などが
評価されているようです。
住宅の基本性能である構造や耐久性などは、
住宅性能表示制度の最高等級を取得できる仕様になっていますし、
保証もハウスジーメン(2015年2月時点でJIOから変更)等の第3者機関の瑕疵保証を付けているようです。
ローコストだからこそ、こういった基本性能の高さをアピールする
取り組みが評価された結果ではないかと思います。
ただ、地域差や職人さんの腕にはばらつきがあるようです。
アエラホームの評判 3 : アフターサービス
大きなお金を支払っていますので、なにかあった場合の対応しだいではそのハウスメーカーで建てたことを後悔してしまう可能性が高いものです。
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アフターやクレームは、基本的に営業・現場担当者(2015年2月時点で担当の営業マンから変更)が対応するようです。
私もお客様の相談やクレームを受け付ける部署にいましたが、各担当者に対応を任せてしまう怖さを知っています。
そのため、専門の部署を設けて、担当者とその地域の責任者とともに対応を行っていくようになっていました。
会社の評判に直結するような工務店などは、その対応も迅速です。
もし、ハウスメーカーで家を建てる方は、信頼できる担当者かどうかの見極めと合わせて、その営業マンが担当したお客様とも会わせてもらって、人柄などもチェックしてみるといいでしょう。
アエラホームの商品と坪単価
アエラホームの商品ラインナップ
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- クラージュプラス
次世代省エネ基準の基本坪単価 26万円の高気密・高断熱住宅
最高水準の外張断熱 高気密・高断熱・高遮熱住宅、
夏涼冬暖の家「クラージュ」(2015年2月時点で「クラージュプラス」から変更)を、基本坪単価26.0万円
でお届けします。
より良い家をより多くの方に、アエラホームからの提案です。(アエラホームのHPより)
ニューになって1万円値上がりしたのでしょうか。。。
コストがかかる外張断熱をこの金額でやってしまうところは、他のハウスメーカーにとっては
脅威なのではないでしょうか。
- プリムスプラス(2015年2月時点・販売終了)
地震に強い耐力面材ハイベストウッドを標準装備し、
壁倍率4倍を実現した、超高耐震、高耐火住宅。
それが「プリムスプラス」です。(アエラホームのHPより)
- バリエ(2015年2月時点・販売終了)
吹抜けの圧倒的大空間と壁面からの豊かな採光、
そして格調高いレンガタイルと
デザイン性の高いティンバーを施した窓が特徴です。
スタイリッシュな中にも、落ち着いた雰囲気がただよいます。
もちろんバルコニー、システムキッチン、システムバスも標準装備です。
(アエラホームのHPより)
- アクラス(2015年2月時点・販売終了)
遂に誕生!(坪)198,000円からの夢のオーダーメイド住宅。
これからの標準住宅です。
家族によってライフスタイルはいろいろだから
豊富なバリエーションから自由なコーディネートで
お客さまのイメージピッタリの家づくりが実現できます。
(アエラホームのHPより)
- 免震アエラ(2015年2月時点・販売終了)
人命と資産を確実にお守りいたします。
アエラホームの免震システムは阪神・淡路大震災クラスの大地震の激しい揺れを抑え、
建物の構造だけではなく、室内の家具類転倒・破壊、窓ガラスの破損・飛散、
ガス・水道管などの破断も防ぎ、ご家族の生命・大切な資産を確実に守ります。
(アエラホームのHPより)
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坪単価は2階建35坪、平屋37坪以上の家に限られています。(2015年2月時点で変更)
平屋の場合37坪未満、2階建て35坪未満の場合は割増されますので、ご注意ください。
アエラホームの坪単価
当ページでご紹介している坪単価に揃えると、建物の最終的な坪単価は
50万円~(クラージュの場合)(2015年2月時点で、40万円~50万円程から変更)
になるようです。
アエラホーム以外のハウスメーカーや各都道府県の平均した坪単価をチェックしましょう!
ハウスメーカーの坪単価比較 実際に建てた方の平均坪単価をチェックできます(2015年2月時点でリンク先の内容は未変更です)
坪単価に含まれていない費用は?
家を建てるのに必ず必要になる費用で、坪単価に含まれていないものがあります。
ご注意ください。
- 仮設費
仮設トイレや給水、電気、足場などの工事の際に必要となる仮設物にかかる費用です
- 確認申請費
家を建てる際に、自治体に必要書類をださないといけません。
その書類作成や事務手続きなどにかかる費用です
- 工事監理費
工事を監理するために必要な費用です。
第3者の検査も行われていますので、これらにかかる費用も含まれます。
- 屋外給排水工事
上下水の引き込み等にかかる費用です。
浄化槽が必要な地域などは追加で100万円近くかかる場合もありますので、注意して下さい。
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アエラホームの快適性能
アエラホームの家はどれくらい快適かを、「断熱・気密性能」、「遮音性能」、「空気の清浄度」で評価しました。
総合点
2.7 (5点満点)
快適性能を見ると、平均レベルになっています。
それでは、各性能を見てみましょう。
アエラホームの断熱性能、気密性能
【評価結果】
★★★★☆(2015年2月時点で★★★☆☆から変更) (3:平均を上回る性能)
【解説】
家の暖かさや涼しさは、家の断熱性能や気密性能、
自然の光や風をどのように取り込むかの設計手法などから
判断できます。
では、アエラホームの断熱性能、気密性能から見ていきましょう。
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◇ アエラホームの気密、断熱仕様
☆ クラージュ仕様(Ⅳ地域)
部位 | 仕様 | 厚み |
床 |
フェノバボード(2015年2月時点でキューワンボードから変更) |
40mm |
壁 |
キューワンボード+フォームライトSL75mm吹付(2015年2月時点でキューワンボードから変更) |
40mm |
屋根 |
キューワンボード |
40mm |
窓 |
アルミ樹脂複合サッシ+複層Low-Eガラス |
- |
断熱性能を表わす熱損失係数(Q値)は、1.9W/m2・K。
気密性能を表わす隙間相当面積(C値)は、1.00cm2/m2
キューワンボードとは、断熱材メーカーのアキレスが販売する断熱材で
硬質ウレタンフォーム断熱材の両面に薄いアルミ箔を張ったボード系断熱材です。
断熱+遮熱+防湿+防火 を兼ねており、
機能性の高さは評価されている製品ですが、価格も高めです。
次世代省エネ基準の2.7W/m2/K(東京・大阪などのⅣ地域)を大幅にクリアしており、
高性能と言える性能になっています。
こちらでハウスメーカーのC値、Q値の比較ができます。
→住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)参照
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◇ まとめ
アエラホームでは、Q値1.9、C値1.0を目標にしているようです。
数値については他を圧倒するほどの性能と言う訳ではありませんが、
アエラホームで評価すべき点は、その数値をお施主様に提示するところ。
Q値は、家の大きさや窓の大きさ、形状などによって大きく変わりますので、
実際の数値を知りたいと言う方にとってはとても参考になります。
また、数値を出すことによって、担当者の専門知識レベルが上がります。
Q値を落とさないような設計や提案ができる、
そんな担当者が育つのではないでしょうか。
実際のところ、Ⅳ地域やⅤ地域といった地域区分の中で敷地条件が良ければ
Q値の数値を上げることよりも太陽の熱を取り込むような設計をする方が
暖房のランニングコストを下げることができるといった研究結果もあります。
なお、C値は数値が小さいほどよく、
C=1.0を目標としているところは評価できるとことだと思います。
アエラホームは外張断熱工法のため、屋根と壁の取り合いや、
床の断熱材の気密処理が重要になってくると思われます。
第三者による気密測定も行っているよう(2015年2月時点)ですので、
測定の際には現場に行って、隙間をチェックしてみると良いのではないでしょうか。2015年2月時点で平均C値は0.47だそうです。
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アエラホームの遮音性能
【評価結果】
★★★★☆(2015年2月時点で★★★☆☆から変更) (2.5:平均より高い性能)
【解説】
遮音性能は、家の中に外の音を入れない性能を指します。
遮音性能は、換気口などの『単純開口の有無』や『気密性能』、『窓の性能』、『壁の性能』などで
ある程度推測することができます。
◇ 単純開口の有無
まず、換気ですが、アエラホームでは第1種換気システムを採用しています。
第1種換気システムでは、各居室に外と繋がる換気口はつきません。
そのため、外の音が入ってくる可能性は小さくなります。
また、気密性能は、ハウスメーカーでもトップクラスの性能となっておりますので、
特に気にならないと思います。
◇ 窓の性能
アエラホームの家はアルミ樹脂複合サッシが入っています。
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシなどと比較し、隙間が小さい構造になっています。
また、ペアガラスが採用されていますので、十分な性能と言えるでしょう。
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◇ 壁の性能
アエラホームの壁の仕様ですが、断熱材にキューワンボードとフォームライトが使われています。
自動車が走るような音の吸音には向かない仕様になっていますが、
沿線道路沿いなどでなければ全く問題にならないレベルといえるでしょう。(21015年2月時点変更)
アエラホームの空気の清浄度
【評価結果】
★★★☆☆ (2.5:平均レベル)
【解説】
空気の清浄度は、建材からでる化学物質対策への姿勢と
換気システムのフィルター性能、気密性に関係してきます。
アエラホームの家の空気の清浄度は、
平均クラスではないでしょうか。
◇ 化学物質への取り組み
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シックハウス症候群などの発症事例がマスコミなどで大々的に取り上げられることは無くなりましたが、
いまだに新築住宅に入ってシックハウス症候群の症状を発症される方がいます。
企業としては、法律を順守して建てることが最低限の対策ですが、大手ハウスメーカーの中では、
自社で化学物質の濃度測定を行うなどの取り組みをしているところもあります。
アエラホームでは、法令順守レベルのようです。
2011年のケミレスタウンプロジェクトなどでシックハウス症候群の研究に
再び脚光が向けられ、VOC測定後の引き渡しという対策を行っているハウスメーカーや
工務店もあります。
ぜひそういった動きが拡がるといいですね。
◇ 換気システムのフィルター性能
アエラホームの換気システムに採用されているフィルターは、アレルキャッチャーや
アレル・スイープ機能の付いたものが付いています。
カビやダニ、花粉などのアレルゲンを捕集して分解除去したり、
不活性化させる効果があります。
そのため、花粉症の方などには評判がいいようです。
ただし、フィルターは天井上に設置(壁取り付けも可能(2015年2月現在))されるようですので、
交換には大きなサイズの脚立が必要のようです。
部屋の空気を綺麗に保つためには、
数か月に1度の掃除は必要になってきますので、
もう少し改善が望まれるところですが。。。
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◇ 気密性能
断熱性能や遮音性能でも紹介しましたが、気密性能が低いことによって、ホコリや花粉などの侵入量が増えます。
アエラホームの家は、気密性能が高くなっています。
更新日 : 2012年2月1日
最終更新日:2015年2月(アエラホーム 足立氏による情報提供を元に変更)
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アエラホームの家を他のハウスメーカーと
徹底的に比較してください!
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