ヤマト住建は、昭和62年(1987年)に神戸で創業された木造のハウスメーカーです。
兵庫を中心に、大阪、滋賀、東京、千葉に営業所や支店を持ち、パッケージ型のローコストを売りに
販売を拡げています。
では、ヤマト住建の評判、坪単価などを具体的に見てみましょう。
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目次
◆ ヤマト住建の特徴は?
◆ ヤマト住建の商品と坪単価は?
◆ ヤマト住建の快適性能は?
◆ ヤマト住建の展示場
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◆ ヤマト住建の特徴は?
ヤマト住建の特徴は、パッケージ化された住宅を安く提供するところではないでしょうか。
ローコストメーカーではいわば常識となっている大々的な広告やチラシの配布を行わず、
口コミで拡げるといった方針は、非常に評価が高いところです。
大手ハウスメーカーでも宣伝広告費として1軒当たり約2%分のお金が使われています。
2,000万円の家であれば、40万円は宣伝広告費のためにお金を払っているのです。
そのことを考えると、宣伝広告せずに自社努力で売り上げを伸ばすということは
家を建てる方にとっても納得できるのでしょう。
では、ヤマト住建の家の特徴はどうでしょう。
当社代表もそうですが、小さい頃の苦い経験が家づくりを始めるきっかけになっているようです。
また、家づくりの中で出会ったお客さまの要望と向き合うことで商品ができていると<スポンサードリンク>
ホームページやカタログなどで紹介されています。
その一つが「木の家オアシス」だとか。
私自身もシックハウス症候群に向き合って商品の開発を行っていましたが、
ホルムアルデヒドだけの対策をしてシックハウス対策の家と謳うハウスメーカーも多い中
VOCや換気についてもしっかりと検討しているところは評価できると思います。
アレルギー体質の方すべてが症状改善するとは言えませんが、
ムク材を多用した家は、接着剤を多用した工業製品よりも症状が出にくいと言われて
います。
関東地方での営業を進めているようですが、まずは分譲地での建売で販路を拡げようと
しているようです。
見学した方の評判は、高評価のものが多く聞かれるのですが、
まだあまり時間がたっていないことから、営業に対するクレームなども聞かれます。
今後社内教育の徹底が望まれるところです。
ヤマト住建の商品と坪単価
ヤマト住建は以下の4つの商品があります。
- 木の家オアシス
天然ムク材を多用した健康快適住宅
坪単価は、
40~50万円
のようです。<スポンサードリンク>
- エネージュ
究極のエコハウス
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009で優秀賞を受賞
外張断熱+樹脂サッシ で快適で省エネな家を目指した住宅です。
坪単価は、
40~55万円
のようです。
- KURASUma
自由設計の家
リーズナブルな価格設定の注文住宅です。
坪単価は、一部サイトで20万円代からと紹介されていますが、実際の坪単価は、
35~45万円
のようです。
- KURASUmaⅡ
規格住宅
720万円で建つ家として宣伝。
実際は1,000万円ほどになるようですが、それでも坪単価が30万円代~の
ローコスト規格住宅です。
坪単価は、建物にかかる費用だけを独自に算出しています。
オプションなどによってこれよりも高くなることもありますので、ご注意ください。
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今回は、エネージュに絞って検証してみましょう。
開口部の断熱
エネージュは、樹脂サッシを採用しています。
大手ハウスメーカーでも採用することの少ないシャノン製の樹脂サッシ+複層Low-Eガラスは
一般的なサッシとしては非常に高い断熱性能を誇ります。
採光や換気を考えるとやはり大きめの窓は欲しいもの。
断熱性能の低いアルミ製のサッシや単板ガラスでは、窓際が非常に寒く、
断熱性も大きく損ないますので、樹脂サッシ+複層Low-Eの組み合わせは
いいのではないでしょうか。
壁、屋根の断熱
壁と屋根の断熱材は、発泡プラスティック系断熱材のボード系硬質ウレタン断熱材が
使われています。
それに、熱線を反射するためのアルミ皮膜が両面に貼り付けられています。
アルミ皮膜は高断熱で有名だったFPの家でも採用されていましたが、主には、
夏の赤外線を反射するために使われます。
夏は効果が高いとされていますが、太陽の熱を入れたい冬はそれが弱点になってしまいます。
圧倒的にランニングコストがかかる冬の暖房費を抑えるためには、高断熱にしたとしても
夏と冬のバランスを考慮しないといけませんので、これが一概にいいとは言えません。
夏の平均気温が高く、冷房のランニングコストが高くなる関西地区では効果が期待できるの
かもしれませんが。。。
また、2階が暑くなるのを防ぎたい、寒がりというより暑がりといった方にとっては最適だと
思います。床の断熱<スポンサードリンク>
基礎断熱を採用し、壁、屋根同様硬質ウレタンフォームを採用しています。気密の確保
基礎断熱の場合は、床下が湿気ないように床下と室内との通気を確保しないと
カビや腐れなどの問題がでる場合があります。
各部気密性を確保するための工夫が施されています。総論
断熱材のつなぎ目には気密テープが張られ、構造躯体と重なるところには、気密パッキンが
施工されます。
土台の部分には、気密パッキン+現場発泡ウレタン断熱材を施工するなど、
気密性を確保するために十分に考えられた仕様になっていると言えます。
ただ、気密を確保するためのパッキンやテープ、現場発泡ウレタンなどは、
現場で施工されるもののため、現場の管理や、施工する業者の方々の意識の徹底が
できているかが問題となります。
ヤマト住建で家を建てる方は、この点を十分に注意して確認するとよいでしょう。
よく考えられて開発された商品のように感じます。
ホームページで謳われている「エアコン1台で家中が快適」といった表現はかなり大袈裟ですが、
大きな欠点もなく、材料も比較的高価なものを採用するなど、ポテンシャルは高いと思います。
ヤマト住建の展示場は以下のとおりです。
展示場
- 神戸北住宅展示場 〒651-1515 神戸市北区上津台4丁目8
- 神戸鈴蘭台住宅展示場 〒651-1122 神戸市北区君影町1-21-10
- 西神戸住宅展示場 〒651-2227 神戸市西区桜が丘西町1丁目16-1
- 南大阪住宅展示場 〒597-0062 貝塚市澤 220
- ユーカリが丘住宅展示場 〒285-0846 千葉県佐倉市上志津1067
- 船橋住宅展示場 〒274-0067 千葉県船橋市大穴南3丁目709
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