ここで紹介する動画は、大阪市の機関である、『住まい情報センター』さんと
私が運営させて頂いている、『大阪エコリフォーム普及促進地域協議会』が
タイアップ事業として、2012年12月2日に開催した一般消費者さん向けの
タイアップセミナー第2部の様子です。
第2部では、住宅の具体的な断熱化の方法について、最低限知っておくべき事項を
解説しています。
健康的な省エネ住宅にするために必要な3つの事
第1部では、省エネルギー住宅には大きく2種類あって、
健康に影響のある省エネ住宅とそうでない省エネ住宅が
あると、言うお話です。
第1部の結論としては、健康的に過ごせる省エネ住宅にするためには、
何よりもまず、住宅を『高断熱化』することが、重要と言う事で、
お話が終わっています。
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ここで紹介する、以下の動画はその続きの第2部として、
『高断熱な住宅とはどんなものか?』
と、言う事に対して、最低限知っておくべき【3つの点】についてのみ、
お話をしています。

この動画ではお話出来なかった目安となる値
時間の関係上、このセミナーではこれ以上のお話は出来なかったのですが、
折角、わざわざ動画を見て、住宅の断熱化の方法について、詳しく知ってもらったので、
あと、もう一つ知っておくべきこと。
それは、
「高断熱住宅」かどうか、何で判断すれば良いか?
と、言う事です。
それは、熱損失係数『Q値』と言うものです。
( 2013年10月1日から施行された基準より、以前から使用されてきたこの熱損失係数Q値は、
法律上使われない事になり、平均U値(「UA値」と表記します。)と言う値に変わりました。
しかし、当面の間、自主表記として、使い慣れたQ値が利用されるものと思われます。)
この値が少なくとも、東京や大阪などの温暖な地域で、1.9を下回る値
(数字が小さいほど性能が良い。)で無ければ、到底高断熱住宅とは言い難いです。
(省エネだけの基準でいくと、今まではQ値2.7が最高とされてきましたが、
これだけでは、健康的な高断熱住宅とは言い難いです。)
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ですから、Q値が1.9を下回るかどうかが、ひとつの判断基準になります。しかし、この値は小さければ小さいほど、断熱性能が高いことになり、その分、必要な暖房費が少なくなり、より屋内の温度が安定しやすくなると言う事になります。

まとめ「このセミナーで伝えたかった事」
このセミナーで伝えたかった事を、大阪市住まい情報センターさんの方で、
端的に纏めて下さっています。
第1部の内容についても、触れてありますので、見てみて下さい。
『正しく知りましょう!省エネ住宅が健康につながる理由』の事業報告はコチラ

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